これはQ-saiフリークの皆さんにとっては果てしなく難易度の高い質問。混乱を招くならばここは読まずに通過してください。いずれ必要な時が来るでしょう。
・・・セーハ(またはバレーともいう)は、左手人指し指をギターのフレット(指板)に寝かせ、6本の弦をすべて押さえることをいいますが、驚くべきことにプロのギタリストで「実はボク、セーハができないんです」という人が実際身近に何人かいます。彼らは今でも現役バリバリでプロのギタリストをやっているのです。
つまりこれをマスターしなくてもFは立派に鳴らせるのです。
Q-sai@の指導方針は「困難ならば可能な限り避けて通ること」で、もしセーハをマスターしたいならばQ-sai合宿に参加して頂ければ実際に楽器を用いて伝授しますので、ここでのセーハ講議は勘弁していただきたいと思います。
「困難ならば可能な限り避けて通ること」には、ちょっとした”知恵”が必要です。「Fを押さえる」のが困難だという前に、そもそも「F」とは何かを知れば逃げ道が見えてくるはずです。
「F」というコードは「ファ」「ラ」「ド」という3つの音の重なりなのです。つまり、6本の弦をすべて鳴らせなくとも、最低限、この3つの音さえ鳴らせられればとりあえず「F」なのです。
例えば下記のように左手で弦を押さえてみてください。
※薬指で4弦の3フレット
※中指で3弦の2フレット
※人指し指で1弦と2弦の1フレット
(注意:この時点で押さえていない5弦と6弦は決して弾かないように)
上記は一般に知られているあの厄介な「F」とは違い、ちょっと頑張ればなんとかなりそうな感じです。ちなみにこれは太い弦から「ファ」「ラ」「ド」「ファ」という音が出るので、つまりこれも正真正銘「F」です。
・・・このように、セーハ無しでも「F」は鳴らせるということを励みにしてください。
※それでもセーハをマスターしたいならば、ぜひQ-sai合宿に参加してみてください♪
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